2.5 architects
- coakyoto
- 5月3日
- 読了時間: 1分
『しらふの地先へ』アーカイブ Toward the end of the sober island: archives

創作やリサーチの過程、対話、批評、戯曲が詰まったアーカイブ本。本書は、2022年の末に構想が始まり、2024年の3月に公演として発表されたヌトミック × 2.5 architects『しらふの地先へ』のアーカイブブック。2.5 architectsは、2019年の夏にふと東京湾の中央に見慣れない巨大な人工島を見つけた時から、その変化する景色に魅せられてきた。この場所では私たちが知らぬ間に、国や都のトップダウンによって計画されたことが着々と実行されている。しかし一方で、この土地は私たちの日々排出する物質で形作られた大地であり、私たちのものでもあるのではないか。この土地の魅力に共感したヌトミックと共に、トップダウンに対するカウンターとして、一市民の視座から声を上げることにした。『しらふの地先へ』と題された一連のプロジェクトを通じて、新たなゲニウス・ロキ(地霊)が形づくられはじめるのではないかと考える。
時系列に収められた記録を通じて、このプロジェクトがどのような過程を経て実現に至ったのか、その過程で私たちが何を感じ考えていたのかを知っていただけると嬉しい。
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