MONU – Magazine on Urbanism
- coakyoto
- 5月3日
- 読了時間: 2分
MONU #37

毎号さまざまな「アーバニズム(都市論)」をテーマに掲げ、建築家、都市計画家、研究者による論考や実践を紹介するオランダの雑誌。37号では、都市は権力、表象、争いの場であるがゆえに都市化のプロセスにはある種の暴力と破壊が伴うとし、そうした紛争が駆動するアーバニズムについて検討する。アイ・ウェイウェイへのインタビューから、人々が複雑な帰属構造をナビゲートしながら居場所とアイデンティティを再構築するシリア難民危機、キエフの若者がウクライナの首都でどのように普段通りの生活に戻りつつあるかまで多岐にわたるトピックを掘り下げる。
MONU #36

オランダ・ロッテルダムを拠点にBoard Publishersから出版される都市計画と理論についての年刊雑誌。MONUはMagazine on Urbanismの略で、都市政治、経済、地理、生態系、社会的側面、そして物理的構造と建築を含む、広い意味での都市に焦点を当てている。新自由主義をベースとした社会制度の解体が社会構造を決定的に傷つけ、社会問題を深刻化・極端化させた。その結果、私たちは世界的な不安定化の新たな段階に入り、社会的欠陥は増幅している。西洋の空間生産のパラダイムが、生活のあらゆる側面の個人化という新自由主義的な原理を中心に展開するのであれば、「新しい社会的都市主義(Social Urbanism)」はどのように可能なのか。これが今号のテーマである。
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