Pleasant Place
- coakyoto
- 5月3日
- 読了時間: 3分
オランダ発のガーデニングに関するシリーズ。実用的な技術だけでなく、ガーデニングのアイデアやインスピレーションを提供してくれる。庭を育てる人、想像する人どちらにも魅力的な内容となっている。
Pleasant Place 1: Enclosures

第一号のテーマは「囲い(encloser)」。ローリー・クルイトマンスによるエッセイ「壁に囲まれた庭で姉妹の魔女ダンス」、アーティストのシンディ・バッカー、イード・レックマン、ジェシー・グリューリッヒ、ダニエル・スラッツによる新しい実験的囲いに関する「新しい囲い」、デレク・ジャーマンの柵のない庭に関するフォトエッセイなどを掲載。
Pleasant Place 2: Nasturtiums (Tropaeolum majus)

日常の庭仕事や庭のデザインに関する実用的で深い情報を提供する雑誌の第2弾。テーマは「ナスタチウム(Tropaeolum majus)」。この植物はあらゆる部分が食用になる。「植物学的紹介」から「美術史におけるナスタチウム」まで、アーティスト・ガーデナーであるエルズペス・ディーデリックスへのインタビュー、アマゾン料理の専門家であるノニ・クイマンによるナスタチウムのレシピ、美術館におけるこの植物にまつわる驚くべき伝統についての記事が収録されている。
Pleasant Place 3: Compost

今号の『Pleasant Place』では、息を止めてコンポストについて深く掘り下げてみよう。手を汚し、材料を試し、創造力を発揮して、あなたとあなたの庭に合った方法を見つけるために。何を、なぜ、どのように堆肥化するのかを学び、ミミズがなぜ素晴らしいのかを知り、動物園で有機廃棄物がどのように処理されているのかを考え、マインクラフトでデジタル・コンポスト作りに挑戦してみる。
Pleasant Place 4: Artichoke (Cynara cardunculus)

日常の庭仕事や庭のデザインに関する実用的で深い情報を提供する雑誌。第4号のテーマはアーティチョーク(Cynara cardunculus var. Scolymus)。アーティチョークは、庭にもキッチンにもふさわしい記念碑的な多年草である。植物学的な紹介、美術史におけるアーティチョークの概要、6人のアーティストによるアーティチョーク・フィニアルの解釈、ニッセミ(イタリア)のアーティチョーク栽培に関するビジュアル・エッセイ、世界のアーティチョーク・レシピを掲載する。
Pleasant Place 5: Mien Ruys

オランダの造園・庭園建築家ミエン・ルイス(1904-1999)は、国際的に有名な植物園を経営していたオウバイセルの園芸一家に生まれた。幼い頃から植木や庭園に親しみ、その情熱は生涯続く。ルイスはガーデン・デザイナーとしての正式な教育を受け、モダニズム運動、特に万人のための優れたデザインという統一哲学に積極的に関わるようになった。J・J・P・OUDなどのモダニズムの建築家からも、彼女はパイオニアとみなされていた。今号は彼女のレガシーに捧げられ、広範な伝記情報、ガーデン・デザイン、個人的な記録などが掲載されている。
Pleasant Place 6: Topiary

トピアリーとは、樹木や灌木を明確で、空想的な形に刈り込み、剪定することである。芸術としては生きた彫刻の一種であり、ヨーロッパではローマ時代から行われている。今号の特集は、植物哲学者ノルベルト・ピータースによるトピアリーの歴史と自然観の変化、有名なレヴェンス・ホールのトピアリー庭園の庭師長クリス・クラウダーとの対談、日本古来の伝統である「庭木の彫刻」、アーティスト、ルスタン・セーデルリングによるトピアリーの未来像を紹介する。
Comments