盆地Edition
- coakyoto
- 5月3日
- 読了時間: 2分
POINT CLOUD PAPER

建築家ユニットSUNAKI(砂山太一+木内利克)とともに作成した本。3Dスキャンの技術・点群で測量した古い住宅のデータを、さまざまなスケールでプリントしている。通常はデータとしか見られない点群を印刷してみると、3Dが点の集まりでできている面白さや徐々に像を結んでいく様子に気づくことができる。書籍はスクラム製本とすることで、ポスターとしても楽しめる。
建築が生まれるところ

京都で開催された「Architecture Pass Kyoto」のアーカイブブック。このイベントでは京都を拠点に活動する若手建築家らの実作あるいは彼らの事務所を公開し、そのなかで展示が行なわれた。書籍では、各建築家らによる、建築を展示することの可能性についてのテキスト、イベントで行なわれた座談の記録、京都のマップを収録。東京以外の場所で創作を行なう可能性に触れることができる。書籍はあえてモノクロとし、写真の陰影を強調した。
PATH

建築家湯浅良介が自身のスケッチブックに描いているスケッチをスキャンし、再レイアウトした書籍。建築とは理詰めで設計されるイメージを持たれがちだが、湯浅の場合は、手書きのスケッチをもとに、様々な想像をしながらつくられていく。そのやわらかさやスケッチの愛らしさを楽しむことができる本。造本では、湯浅が使っているスケッチブックと同じサイズ感のB7判型を採用、また、本文用紙も表紙も、ラフな紙を使用し、’建築家の立派なドローイング集’にしないことを目指した。
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